あなたはどっち派？ - 税務調査ネット

みなさんは健康について意識されていることはありますか？
ランニング等を趣味とする健康志向の方や、女性フィットネス業界を中心に健康美志向が、年々上昇しているように感じています。筆者も健康に年を重ねたいと常々思っているのですが、現実は…。

あなたはどっち派？

さて、確定申告において多くの方が適用されている「医療費控除」ですが、その年に自分や家族（※1）のために医療費（主に診療・治療）を支払った場合において、その支払った医療費が一定額（※2）を超えたとき、その超えた部分の金額をその年の所得から控除（最大200万円）することができます。しかし、なかなかその一定額を超えないという意見もちらほら。裏を返せば、健康に過ごせたということでもあるでしょう。

また、医療費控除とは別に、セルフメディケーション税制という医療費控除の特例として設けられた制度があるのをご存知でしょうか？

正直あまりメジャーとは言えず、医療費控除に引けを取っていることは否定できません。
具体的には、その年に健康維持・疾病予防のための取り組み（インフルエンザワクチンの予防接種を受けることなど）を行う個人が、自分や家族（※1）のために「スイッチOTC医薬品（※3）」を購入した場合において、その購入したスイッチOTC医薬品の金額（最大10万円）が12,000円を超えたとき、その超えた部分の金額をその年の所得から控除（最大88,000円）することができます。
こちらは、病院にはあまり行かずドラッグストアでの医薬品購入で治すタイプの人は、割と適用しやすいのではないでしょうか？

医療費控除とセルフメディケーション税制、同時適用は不可となっています。どちらを選ぶかはみなさんに委ねられているので、有利な方を選択しちゃいましょう！
ただし、セルフメディケーション税制を適用する際は、健康維持・疾病予防のための取り組みを行ったことを明らかにする書類を添付する必要がありますのでご注意ください！

※1　自己と生計を一にする配偶者やその他の親族
※2　保険金等で補てんされる金額と10万円（その年の総所得金額等が200万円未満の人は、総所得金額等5％の金額）の合計額
※3　対象商品については商品パッケージや購入時の領収書等にセルフメディケーション税制の対象商品である旨が表示されています。

弊社は飛び込みの確定申告のみの依頼でも承っております。
面倒な確定申告を今年は税理士に任せてみようという方も、何から手を付ければいいか分からないという方も、弊社スタッフが丁寧にご対応致します。是非、お気軽にご連絡ください！

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